平屋建築!天井の高さ

平屋建築!天井の高さ

・平屋を建てる!天井の高さはどうする?
平屋を建てるとき には、設計図をプロに描いてもらうことになるのですが、天井の高さについても決めなければなりません。
平屋は2階が無い分、天井を高く設計しやすいという特徴があります。
天井を高くすると空間を広く感じられるようになりますので、おすすめの施工だといえます。

・吹き抜け天井の設計は可能?
リビングの天井を吹き抜け天井にして、ロフトを設けるような設計も可能です。
そうすることで、リビングを広く見せる効果があると共に、空間を立体的に使うことができます。
平屋の設計のポイントは、いかに、ゆとりのあるスペースをより広く感じさせられるかどうかです。

・平屋に勾配天井を設ける
勾配天井というのは、小屋根裏のスペースを抜いて、屋根の形状に沿って天井に勾配をつける施工のことです。
勾配天井にすることで、天井が高く感じられるようになります。
ただし費用がその分掛かりますので、予算と相談しながら設計に取り入れるかどうかを検討するといいでしょう。

・建物の構造をあえて見せるデザイン
梁とは柱や土台と同じように木造住宅を支える骨組みのことで、一階の天井と二階の床の間にある太い木材です。

一般的な住宅では天井の石膏ボードで隠れて見えることはありませんが、天井の高さを上げて梁をデザインとして見せるのが梁見せ天井です。洋風のレストランやカフェなどで見かけるイメージが強いですが、昔ながらの日本家屋でも使われていて和洋どちらの雰囲気にもマッチします。雑誌やテレビで取り上げられるようなおしゃれな住宅でよく使われるデザインですから、ぜひ上手に採り入れてみましょう。

天井の形は平らなばかりでなく斜めにすることも簡単にできます。上階があると天井はどうしても平らに設けざるを得ないのですが、平屋だと天井の形にも大きな自由度が生まれるのです。

大きなテラス窓で地面を身近に感じつつ、高い斜め天井で頭上にも広がりが得られるのは、平屋の住まいならではのぜいたくな魅力です。